生後間も無い我が子健助≠高橋医師の元、あきらめないで受けた手術の経過は良好だった。退院を控え、明るい希望が家族をつつむ。小さな命に向き合うそれぞれの想い。家族の中に生き続ける“誇り”とは…。 そして、小学校卒業目前の義男少年は、親友と離れ離れになることを知る。避けられない別離を目前に、さまざまな想いを抱え、卒業式を迎える…。 ある一人の「医師」と、その「仲間」の物語。いよいよ、少年編完結。